七戸町 道の駅しちのへ「七戸町文化村」
太陽光発電と蓄電池を導入し、災害時には防災拠点としての役割を担う道の駅
エネルギー種別
太陽光
七戸町 道の駅しちのへ「七戸町文化村」
取組経緯・内容
平成5年に「道の駅」に登録された「道の駅しちのへ」は国道4号線沿いにあり、近隣には、七戸十和田駅、警察署、消防署、大手商業施設などが立地し、多くの地域住民や観光客等が集まるエリアになっている。
東日本大震災が発生した際には、停電により新幹線がストップし、多数の乗客が駅での足止めを余儀なくされた。そこで、七戸町では、道の駅の防災機能を強化し、地域住民や観光客等に避難場所や災害情報、道路情報などを正確に伝えられる環境を整備するため、平成24年度に「道の駅周辺防災拠点化計画」を策定。
防災拠点化の取り組みとして、積雪に強い垂直型太陽光発電を増設したほか、蓄電池を設置。直流給電システムの導入により負荷を低減する給電を実現している。
東日本大震災が発生した際には、停電により新幹線がストップし、多数の乗客が駅での足止めを余儀なくされた。そこで、七戸町では、道の駅の防災機能を強化し、地域住民や観光客等に避難場所や災害情報、道路情報などを正確に伝えられる環境を整備するため、平成24年度に「道の駅周辺防災拠点化計画」を策定。
防災拠点化の取り組みとして、積雪に強い垂直型太陽光発電を増設したほか、蓄電池を設置。直流給電システムの導入により負荷を低減する給電を実現している。
効果等
太陽光発電による電力は、LED照明、電話、パソコン、テレビ、館内放送などに使用し、太陽光発電からの電力供給がなくても、蓄電池により3日間の停電に対応できる。
課題
広域的な防災拠点として、周辺施設と連携を図りながら事業展開する必要がある。
今後の展望
町が所有している電気バスのバッテリーの再利用を含め、今後も災害に強いまちづくりを進めながら地域の活性化につながる施策や事業を推進していきたいと考えている。
活用施策
再生可能エネルギー等導入地方公共団体支援基金事業(環境省、青森県)
写真
波及効果
他の公共施設にも広く応用できる可能性がある。
詳細情報
事業者名 | 七戸町 道の駅しちのへ「七戸町文化村」 |
---|---|
所在地 | 〒039-2792 青森県上北郡七戸町字森ノ上131番地4 七戸町役場 |
実施場所 | 〒039-2501 青森県上北郡七戸町字荒熊内67番地94 道の駅しちのへ「七戸町文化村」 |
代表者 | 七戸町長 小又 勉 |
担当 | 企画調整課 主幹 中村 彰悟 |
電話番号 | 0176-68-2940 |
ファクス | 0176-68-2804 |
ウェブサイト | http://www.town.shichinohe.lg.jp |
規模 | 屋根設置型ソーラーパネル:20kW 垂直設置型ソーラーパネル:10kW(増設分) 蓄電池:30kwh |
取組期間 | 平成27年3月~ |